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スタジオに行く途中に見る植物やすれ違う人の洋服のシルエット、マーケットに積み上げられた野菜やフルーツ、 建築物や古い民芸など日々の気づきや観察によって少しずつ集まったアイデアのカケラ達。

その断片はスケッチブックで写真やドローイングによってまとめられ、粘土を手で触りながらさらに抽象化していく。 粘土とのやりとりの時間の中、一瞬一瞬の選択の繰り返しによって形作られやがて一つの作品となる。

坂本紬野子の作品は何気なく暮らしている日々の中から見つけた、些細なことに気づくことから始まります。 そうやって集まったモチーフを基に、手で直接触れる素材を少しずつ少しずつ形にしていく。
ロンドンの美術大学で彫刻を学び、在学中に陶芸と出会い粘土の自由さ、手で直接触れて作っていけるところに 魅力を感じ、焼成や釉薬に関してはほぼ独学ながらも、日々実験を繰り返しながら表現を広げる。
今回の企画展には広大な自然を感じさせる青い作品だけをピックアップして展示します。

まばゆいばかりの青に統一された作品が並ぶモノクロニズムの世界を是非ご覧ください。

2018年11月17日(土) ~ 11月25日(日)
*初日11月17日(土)は坂本紬野子さんご本人に在店していただきます。
OPEN 12:00 CLOSE 20:00 - Closed Monday
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坂本紬野子 / Chinoko Sakamoto
1992年長崎生まれ
ロンドンの美術大学で彫刻を学び、現在長崎で作陶活動を続ける

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